こんにちは。
齊藤佳孝です。
先日、生徒さんから
こんな質問をいただきました。
「今、手元資金が10万円しかない場合、
先生ならどの通貨ペアを選びますか?」
僕の答えは、
『ドル円か、ゴールド』
でした。
ただ、初心者の場合、
10万円でゴールドは
オススメできません。
本当は100万円くらいは
欲しいのがゴールド。
なので、10万円スタートなら
ドル円を選びます。
そしてここが今日の本題です。
今のドル円は159円台。
もし僕が今、
このタイミングで10万円を
ドル円に投じるとしたら、、
迷わず『売り』から入ります。
先に言っておきますが、
これはあなたに「売れ」と
勧めている話ではありません。
あくまで、僕個人だったら
こう考えるという話です。
なぜ売りから入るのか
正直に言うと、
明確な根拠はありません。
「円高になっていくんじゃないか」
ただ、その感覚です。
159円という水準は、
歴史的に見てもかなりの円安。
ここからさらに円安が進むより、
円高方向に戻る可能性の方が
大きいんじゃないか。
その程度の感覚です。
ここで大事なのは、
次の一言です。
『外れても、構わない』
これを読んで、
「え?適当じゃない?」
と思った方もいるかもしれません。
でも、
相場の世界で生き残っている人ほど、
実はみんなこう考えています。
100%当てるなんて不可能。
だから、大事なのは
予想を当てることではなく、
『外れた時にどうするか』
を先に決めておくことなんです。
具体的に僕ならどうするか
ドル円159円で売りを入れたら、
次にチャートを見て、
直近で目立つ高値を探します。
仮に160円にその高値があったら、
そこに”買いの逆指値注文”を
予約で入れておきます。
つまり、
・159円で売り
・160円に買いの罠を仕掛ける
この状態を作ります。
こうしておけば、
どちらに転んでも対応できます。
もし予想通り円高に向かえば、
売りポジションで利益。
もし予想が外れて
160円を突き抜けて上がっていけば、
今度は買いポジションが発動して、
上昇の波に乗っていく。
予想が外れても、
買いに切り替わって
利益を狙いにいける布陣です。
これが、僕の
『対処する戦略』です。
世の中のトレーダーは、
エントリーばかり考えてます。
でも、本当に生き残るのは、
エグジットの仕方を考えられる人です。
159円の今、
「売りで入る」だけなら
誰でもできます。
ポイントは、
『外れた時の準備を、
エントリーと同時にしておく』
これができるかどうか。
ちなみに、
売りを入れた後の含み損は、
基本的に放置でOKです。
証拠金維持率さえ
高く保っていれば、
円安がさらに進んでも
強制決済にはなりません。
プラスになるまで、
何週間でも、何ヶ月でも待つ。
これが、僕が25年やってきた
“損切りしないFX”の基本です。
繰り返しますが、
これはあくまで僕個人の考え方。
「159円で売れ」という
推奨ではありません。
相場は生き物ですから、
ここからさらに円安が進む
可能性ももちろんあります。
大事なのは
・どっちに動いても対応できる準備
・プラスになるまで待てる証拠金維持率
・外れた時の”次の一手”
この3つを
エントリー前に揃えておくこと。
もしあなたが今、
「エントリーした後に
どうすればいいか分からない」
そんな状態でトレードしているなら、
一度この考え方を
試してみてください。
